忘れもしません、小学2年生の夏休み。あっ、また小学生時代ですが(笑)。母の実家がある青森県木造で、一ヶ月間を過ごしました。
母の実家は商売をしておりまして、食料品などが一通り置いてある、今でいえばコンビニのようなお店でした。もちろん駄菓子も置いてある。小学2年生の私にとってはまさにパラダイス、楽園での一ヶ月でしたね。
毎日ポテトチップスやアイスを食べていましたし、スイカも一日半分は食べていました(笑)。この一ヶ月間は、2歳年上の兄と二人で行っていましたから、両親も一番上の兄も埼玉にいました。後から聞いた話ですが、長男が受験勉強に集中したいから青森に「飛ばされた」のだそうです(笑)。
そんな一ヶ月の結果は…! 激太りしていました! 私本人はもちろん、ずっと一緒にいた兄も、親戚のおじさんやおばさんも、従妹のお姉さんも、ずっと一緒だったので誰も気づかず…。埼玉に帰ったその日、母親がびっくりした顔の後、大笑いしたのを忘れません。あの日は本当にショックでした。
それまでの私は、結構足が速い子でした。小学1年生で50メートルを9.2秒で走っていましたから(よく覚えているでしょ・笑)、なかなか早かったのですが、それが太ってしまいました…。小学生の頃って、とにかく足が速いというのはモテるんです。いや、モテました(笑)、小学2年生の夏までは(笑)。
もうですね、20年くらい後悔していましたよ、「ああ、あの時太らなかったら」って。本当に長いこと後悔しましたね、なんなら今も(笑)。そんなわけで、私の小学校生活は、ちょっとぽっちゃりな思い出なのです(笑)。
小学5、6年生の時には、いわゆる学級崩壊のクラスでした。とにかく授業がまともにできない、掃除の時間はかくれんぼ、休み時間は隣の怖い先生に怒られないといつまでも教室に帰らない、そんなクラスでした。他人事ではなく、私がまさにそうでしたね。深刻な問題だとは私たちは思っていませんでしたし、ただ楽しんでいました。
時代のせいや、子供だったからではなく、とにかく悪かったなと反省しています。先生にも申し訳なかったと、そして真面目に授業を受けたい同級生には申し訳ない気持ちでいっぱいです。ただ、もしタイムスリップしてその時代に今の私が行ったのなら、自分にではなく、担任の先生に一言言ってやりたいという思いです。申し訳ない思いはもちろん、めちゃくちゃに問題を起こした張本人ですからあります。ただ、いま大人となった私がその当時に戻れるのなら、「先生しっかりせい!」って、周りの先生助けてやれよって、校長先生これはいち先生の問題じゃないんじゃないのって、そう言いたいです。自分を棚に上げているのは分かっていますが。
そんな時代を、そんな教育環境で育った私たち世代がいま子育てをしています。頑張ります。ちなみに、ちょっとぽっちゃりでしたが、背は昔から高かったです。