プロフィールおかわりVol.3

小学生時代…うそうそ(笑)。いつまでも小学生時代を書いていても進まないので(笑)。この「プロフィールおかわり」は、私がどんな想いでお店をしているのかを語りたくて書き始めました。そうしたら、とにかく私という人間がどんな経験をしてどんな過去を持って今に至るのかを、思うままに書き残そうと思ったのです。

本題は18歳で社会に出たところから、社会にもまれもがいて今に至るまでを書きたかったのですが…その前に(笑)、中学生時代のお話です。

私にとって何とも苦い時期でした。小学生時代の少年サッカーから、そのままサッカー部に入り、弱いながらもレギュラーでやっていました。でも、私にとってこの時期の記憶は、とにかくつらい記憶なのです。いや、大したことではないのですが、思春期の私にとってはとにかくしんどかった時期でした。

なんと、「あがり症」になってしまったのです。本当にしょうもないことなのですが(笑)。中学入学してクラス内での自己紹介の後に、女子に指摘されたんです。「すごくあがってたよ」って。その瞬間から、私の中学生生活は最悪でした。授業の発表とか、特につらかったのは笛のテストです。みんなの前で笛を吹くなんて…もうアウトでした。息も手も足も震えて目の前が真っ白になり、本気で学校へ行くのをやめようと思っていました。…今書きながら思うのですが、本当にどうでもいいこと書いてるなって思います(笑)。まあ、思春期だったってことです。とはいえ、いま料理人をしている理由として、こんなあがり症では人前に出る仕事はできないと思って選んだところもあったので、まあ、いいか(笑)。そんな時期でした。

小学校と違って中学校では勉強をちゃんとしないといけなくて(小学校もですか?)、小学校で全然勉強をしなかった私は当然落ちこぼれでした。それでも、英語の授業ならみんなスタートラインが一緒だからと思いまして、英語の最初の授業の日、結構気合を入れて挑みました(笑)。でもですよ、とんでもないことに、塾というものがありまして、みんな塾で英語の勉強をしていたんです(笑)。全然スタートライン一緒じゃないじゃん!(笑)

でもですよ、公立の学校で、初めての英語の授業なんだから、そりゃみんな知らないという形で授業を始めるべきだと思ったのですが、塾で勉強している人中心の授業の運びで…。それで私は「あっ、頭にきた!」とやる気をなくし、授業中に『三国志』の小説を毎日読んでいました。「周瑜伝」とか読んでましたね(笑)。これは私の自滅型抵抗だったのですが、もちろん自滅しました(笑)。

英語の成績は悪いうえに、先生の怒りを買い(当然ですが)、「あなたの態度には目に余るものがありますっ!!」と言われました(ちなみに「なるほど!ザ・ワールド」の楠田枝里子さんみたいな髪型の女の先生です)。ものすごい量の課題を出され、出さなければ成績に1をつけると…。「ちくしょう!上等だ!やりやがれ!」…とは言わないところが私のいいところで(笑)、粛々と課題をさせていただきました(笑)。おかげさまで、何とか公立の高校に進学できました。