プロフィールおかわりVol.4

高校生になってバスケ部に入部しました。でも、1年ちょっとで辞めてしまったんですよね。今思えば、ここで「逃げ癖」がついてしまったのかもしれません。その後、社会人になってからも辛さから逃げることばかりしていましたから、ここに書くのも恥ずかしいですが、それが事実、私の弱いところです。

 

高校では、笛の発表や授業でみんなの前で何かを読む、発表するといった機会が少なかったので、中学生の時になったあがり症もだいぶ楽になりましたね。部活を辞めてからは、ほぼ毎日アルバイトをしていました。スーパーの青果部門で約2年ほど働いたんです。飲食業を生涯の仕事にすると思っていたわけではなかったのですが、今となれば、野菜や果物などの旬や価格など、なんとなくではありますが、このアルバイトで覚えることができました。学校が終わってからだったので、確か夕方5時か6時くらいから働いていたと思います。

高校生の時にはスキーにはまっていたので、アルバイトの給料は全額スキー代にあてていました(笑)。楽しかったですね~、スキー(笑)。もう怪我をしそうなのでしませんけど(笑)。そんな高校時代でした。正直、青春というかなんというか、そんなものとは本当に無縁でしたね…。今思い出してもあまり楽しんでいなかったなと思います。

「おかわり Vol.3」では書き忘れましたが、中学校はめちゃくちゃ荒れていたんです。もうビーバップ・ハイスクールかスクール☆ウォーズかってくらいでした。でも、小学校の時に結構好きなことしてたせいか、正直中学校でやんちゃする気になれなかったし、根が真面目なんでしょうねえ(笑)。で! 高校は昔は荒れている学校で有名だったのですが、私が通う頃にはもう普通の学校でしたから、私も普通にしていたといった感じでしたね。

勉強は相変わらず嫌いでしたから、大学進学なんて選択肢はまったくありませんでした。早く働きたくて仕方なかったです。でも、何をしたいとか、夢とか、ビジョンも何もなくて、就職活動の時に考えたのは、「学がないのだから、職人だな」ということでした。そして、職人といったら料理人か鳶職というイメージしかなくて、家で母親の料理を手伝うのがほんの少し好きだったような…という強引な動機を見つけて、料理人の就職先を探しましたね。

そして、ありがたいことに採用していただけまして、わりと大きめの居酒屋チェーン店に就職しました。