BINGO SOLE FOOD

2016年から作り始めたネブトの干物と干物燻製 ネブトは備後地方のいわばソウルフード的存在。唐揚げや南蛮漬けなどで食べることが多いですが今回は干物と干物燻製を提案しました

小魚の魅力は特に干物になったときに発揮されると勝手に思っています。保存がきき、旨みが凝縮し、丸ごと食せる干物はBoneuが理念に掲げる「22世紀の食文化の創造」ってものにぴったりだと思ってます。また今回はそんなネブトの干物を燻製にした商品もご用意しております。旨みの凝縮した干物にほんのりと香る燻製のフレーバーはちょっと大人なお酒のアテとして最高だと思います。

22世紀の食文化を考えた時、私にとってのキーワードになってるのは「過食」です。食べ過ぎであることってだけじゃなく、もったいない食べ方をしているんじゃないだろうかってことを考えてます。そんなことに取り組む中で今私にとって大切にしているテーマが

「一物全体食」です。命あるものをいただくときその命すべてを残さずに食すことで、生きることに必要なエネルギーや栄養素などをいただく。とかく今は多品目食べることやバランスとか栄養素ってところに注目しがちですが、私はこの「一物全部食」からこれからの”食”の未来を考えていきたいと考えています。

幕末明治期、近代化する中で欧米人が日本人の身体能力に驚くと同時にその食生活にも驚いたといいます。決して体は大きくなく恵まれた体躯ではない日本人の、例えば飛脚の身体能力にはとても驚いたといいます。食べているものといえば、わずかな穀物と豆や小魚だったといいます。私はこの食生活にこれからの食文化のヒントが隠されていると思いました。ネブトの干物にはそんなBoneuの食に対する思いがあります