プロフィールおかわり箸休め(B&Dコラボ⑨)最終話

白紙になったB&Dコラボ。とはいえ、あきらめたわけでもプロジェクト自体が白紙になったわけではなく、一度チャレンジに失敗しただけ。しかも、いろいろと経験できたし課題もしっかり見えた。意気消沈している期間はありましたが、やっぱり前向きなほうが楽しいのでだんだんとモチベーションが戻っていったころちょうどまた、工場長から連絡が。「第二弾の打合せしましょう」

キタ!

そして改めて仕切り直して、リスタート。一回目のチャレンジの課題は明確でそれは「価格」でした。商品のクオリティーや企画の面白さといったこととは全く違う次元で価格が各スーパーマーケットさんのターゲットに合わなかったことです。開発の意図としては新規開拓などといったチャレンジの思いもありましたが、そこは難しかった。なので第二弾ではその「価格」という課題を踏まえてまず第一に「価格は従来のところ」で勝負する。そのうえで、必ず契約を決める!そんな決意で挑みました!季節は2019年の春も終えようってそんなとき、何としても秋には店頭に並べるようにと、超急ピッチで開発は進みました。何事も経験。一回目でしっかりとお互いコミュニケーションをとって来ましたし、私としては少なくとも信頼関係は築けていましたから、ものすごいスピードで開発は進んでいきました。一回目の時は3人と組みそれぞれ一品ずつの3品でしたが、第二弾では開発メンバーは4人。商品も4品。

それが、いま中四国の各スーパーマーケットで販売されている4種のスープです。

そう、このB&Dコラボは第二弾で何と!!大逆転、いきなりヒット企画となったのです。

Boneuとしては兎に角ありがたいに尽きます。声をかけていただけた工場長とのご縁。社長の大雅量に包まれ、営業部長の敏腕に助けられ、そして開発メンバーの努力と熱量と、そしてダイエットクックという前向きで真摯な社風がBoneuって小さなお店に大チャンスを与えてくれた。

感謝しかないです。開発が楽しかった。感謝です。ありがとうございます

商品を買ってくださったお客様に私たちの思いが美味しさとして伝わったら、私はもう最高です。