プロフィールおかわりvol.45

そんな「トレーニングプログラム」と連動させて作ったのが、「シフト表」。このシフト表の出来栄えを自画自賛するために前書きが長引いてましたが、いよいよです。

 6月から8月いっぱいの約3か月間開催するビアホール、その期間のアルバイトのシフト表を作ったのですが、

 このシフト表も「ロイヤルホスト」時代のスキルを全開して作りました。

「シフト表」のポイントは当日の「売上予測」をもとに、適正な人件費をコントロールすることです。3カ月の売上目標もありますから、

 まず、前年実績や曜日、繁忙期などのデータから毎日の売り上げ目標を入力。その上でその日の適正人件費が計算され、実際にアルバイトの出勤シフトを入力すると、適性の場合は100%と表示され、多すぎると120%とか多く表示、逆にアルバイトが少ないと90%とか少なく表示される仕組みです。エクセル大好きなので、このシフト表を作成するのが楽しかった(笑)。

 まあ、いろいろ自己満足な機能も沢山込めた「シフト表」だったのですが、このシフト表を作ったのには、それまでの2年間の経験から、自分が責任者になったら絶対に実践したいことがあったから。

 それは、「会社(上司)からは結果が出るまで、任せてもらうこと」つまりは、信じてもらうことです。

 この当時、会社がもっとも気にしていたこと、取り組んでいたことが

経費削減」です。

それは、大きなところでは、不採算事業の撤退とか、人件費の削減とか、もちろん、その他、仕入れや、消耗品、備品購入などなど、とにかく「経費の削減」は急務の課題でした。

 当然、ビアホールを行う上でも、売り上げのアップを狙うことはもちろんですが、いかに経費を削減できるか?は期間中ずっと言われます。

 「今日のアルバイト多すぎないか?」これはホント言われ続けます。

ですが、このビアホール、3カ月の間で7月の下旬から8月の中旬が繁忙期で、その期間の金曜日・土曜日はとんでもないお客様が来てくださります。

 この期間までいかに、スタッフのスキルを上げる事が出来るか?モチベーションを高いままキープし続けるか?が、ポイントになります。

 なので、6月のお客様がまだ、少ないときにいかに、スタッフを育て上げるかは、その年のビアホールの成功のためには必須です。

 ですが、必ず「今日のアルバイト多すぎないか?」は、言われます。

当然です。まだ、始まったばかりで、アルバイトは もちろん社員も試行錯誤のタイミングですから、どうしても人数は多めに設定します。

 だからと言って「経費削減」が合言葉になっている、会社で「スタッフトレーニングの為です」は通用されません。

 そこで、このシフト表の出番です。

 ビアホールが始まる前、その年のビアホールのコンセプトや「目玉企画」などを社内プレゼンするのですが、その際に、

売り上げ目標とトレーニングプログラムに合わせてトータルの人件費をいかに落とすか?のプレゼンも行いました

 人件費をコントロールしないといけないことは、当然現場も解っているつもりでも、会社(上司)は不安ですし、ほんとに適正なのか?もっと減らせるのでは?と気になるものです。

 なので、どうやって人件費をコントロールするのか?日々の売り上げにしっかりリンクさせていくのか?を日々数字で可視化されていることを、説明し、納得してもらってビアホールに臨みました。

 「みやび」のビアホールはある程度、毎年の売り上げ実勢は予測が出来るタイプの企画だったので、その数字(売上目標・収支・利益)の精度はかなり説得力をもたせることが出来たと思ってます 

 おかげで、始まってからいろいろ言われることはあまりなく(ゼロではないw)、思うように楽しくチャレンジもしながら副店長として実績も出せました。

 営業部サービス課の店長とも馬が合ったし、アルバイトスタッフにも恵まれたのもあって、私にとってはホントに青春の様な、キラキラした思い出です。

 その翌年(みやびを退職する年)には、私が店長となり、最後のビアホールは、やり切ったと心から思えました。