「6.メニュー開発等」つづき②
看板メニューも含めてですが、メニューを作るにあたって最初に考えることは「コンセプト」です。お店の内装や装飾品やBGMなどにも当然かかわってくるので、お店の「理念」料理の「コンセプト」は最初にしっかり考えることが重要です
開業当時私がまず、思っていたことは「ボリューム」です。当時私もまだ食べ盛りで(30代前半)外食でボリュームが少ないことは不満足と思ってましたし、「ボユーム」が無いってお店にはしたくないって想いがありました。
なので料理のキャッチコピーは「ガツんとランチ」って決めてました。その上でメニュー構成としては、私のキャリアを活かしてと言いますか、アジアン系の料理も好きだったので「西洋料理と東洋料理のマリアージュ」をコンセプトに掲げました。
フランス料理の「コンフィ」って調理法のメニューがありつつ、グリーンカレーや、モーニングメニューではベトナム料理の「フォー」もあったりと、ジャンルにとらわれずに、私が美味しいと思うメニューをボリュームたっぷりに出す。そんな内容にしました。
営業時間もポイントで朝7:00~11:00がモーニングメニュー。9:00~18:00がランチメニューってスタンスで、朝9時から夕方までがっつりした本格的なランチを提供するってスタイルにしました。同業者の方や、時間が不規則な人にもズレた時間でもランチを楽しめる。そんな想いでした。
この朝7時にオープンってのがなかなかハードで(笑)。当時は兎に角モーニングの業態へのチャレンジ精神が前のめりでとにかく早くオープンして、メニューでも価格でも話題にならなくちゃって気負いがあったのです。
プロフィールおかわりvol57でも少し書きましたが、モーニング業態へのチャレンジは、結果としては負けました。いい経験をしたので失敗とは思ってませんが、負けたのは事実で、敗因はいろいろ解ってますが、総じて言えるのは「経験不足・認識の甘さ」がモーニング業態から撤退しなかればならなかった理由です。
でも、ベトナム料理「フォー」とか「ピタパンバーガー」とか「マフィンモーニング」とかとか、そんなやりたい料理をかたちに出来た事実は本当にいい経験とおもってます。いつか行けせることでしょう。。。
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