起業編もいよいよラスト、「7. 告知」について。 私が開業したのは2011年12月5日でした。
以前のvol.47でも触れましたが、3.11(東日本大震災)が起きたとき、私の中でスイッチが入りました。「独立起業して勝負しよう」と決意し、積極的に動き出したのです。 正確に言えば、震災直後の1ヶ月ほどは悶々とした日々を過ごしていましたが、その1ヶ月後、自分の中の覚悟が決まったのを覚えています。
2009年あたりから勉強会や交流会には少しずつ通っていましたが、2011年4月以降はとにかく動き回りました。起業のための準備はもちろんですが、起業後に向けた「告知」の土台も同時に作る必要があると確信していたからです。
そのために具体的に取り組んだ3つのことを紹介します。
① 未来の名刺 vol.49でも書きましたが、手作りの「未来のお店の名刺」を作成し、交流会などで配り歩いていました。物件の契約も営業時間の詳細も決まっていない段階からです(笑)。 「お店をやる」という期日だけは自分の中で決めていましたし、辞めてしまう会社の名刺を配るより、よっぽど面白いし有意義だと思ったのです。 これは強烈なインパクトがありました。「やりたい」ではなく「やる」という意志が相手に伝わるので、その後の会話が非常に濃くなります。相手からも具体的な質問をいただけるので、自然な流れで自分の想いを「告知」することができました。
② SNSの活用 当時はちょうど、地元の経営者を中心にFacebookが流行り始めたタイミングでした。 投稿で工夫したのは「オープンまでのストーリー」を見てもらうこと。開業に向けたリアルタイムの行動や悩み、葛藤を赤裸々に発信し、カウントダウンをしながら「頑張っている姿」をそのまま見せていきました。 演技でも嘘でもない、素の自分をさらけ出すのは今思えば恥ずかしい姿もありましたが、確かな宣伝効果に繋がったと感じています。
③ 勉強会・交流会への参加 とにかく人に会い、出会いの場に赴くことは、忙しい合間を縫ってでも続けました。 「自分自身を知ってもらうことが、一番の宣伝になる」 その思いは、開業後も変わらず持ち続けています。
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